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エスカレーター清掃の必要性
エスカレーター清掃の必要性について
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」(昭和4504.14法律第20号)による建築物環境衛生基準(施工規則第4条の5)における清掃は、日常行う清掃のほか、6ケ月以内ごとに統一的に行うものとの規定がありますが、多くの商業施設においては、この基準以上の日常清掃、定期清掃が行われており、基準を満たしています。
これは営業活動をする上に必要とする品質を確保する表れと思います。
これにより、見た目の美しさと共に衛生的環境が維持され、日本人の清潔に対する考え方の高さを評価できるものと思います。


今回提案したい清掃箇所は、大型小売店舗(デパート、スーパーストアー、
交通機関(駅舎等)において多くみられるエスカレーターの踏み段(ステップ)です。
エスカレーターのステップは踏み板部分が溝状になっている為特別の掃除機でないと清掃が出来ません。
このため溝部に綿ほこり土ほこりなどが溜まっているのをよく見かけます。
この塵等を集めると多いもので一機当り(標準機:階高4.5m、幅1.2m)
約10リットル(約3㎏)の量になります。
これを普通に管理されている床面に比較・換算すると何万平方メートル
になるのでしょうか。
おそらく、数10万平方メートルの床面積の量と思います。
この塵を検査した結果は次のとおりです。
エスカレーターステップ、塵の生物検査

- ①一般細菌
- 2.6×100,000個/1g中
- ②酵母数
- 8.7×10,000個/1g中
- ③カビ数
- 1.7×10,000個/1g 中
1機当り3㎏の塵があると、上記数量の3,000倍が1機当りの量です。
その他の微生物は調査していませんが他にも多くの有害物質、微生物が存在することが想像できます。
伝染性病原体のバクテリア、ウイルスの増殖に好条件の温床なる可能性があります。
室内環境の確保、及び施設運営上の危機管理の観点からも定期的な清掃をされることをお勧めします。

